私たちは、「食という字は人に良いと書く」を基本理念とし、命の循環を基とした栽培法で果樹の自然栽培を行うとともに、人と自然が一体となって、誰もが童心にかえり、生きている歓びを感じてもらえる農場を目指し、2015年4月より整備を進めています。
果樹は2015年の春から植樹をはじめ、現在までに日本固有種で絶滅危惧種を含む数種類の野生ブドウ、すもも、ブルーベリー、ポポーを育てています。
これまで農場内には「ルン爺の空飛ぶブランコ」をはじめ、大小18個の様々なブランコ、ツリーハウス、短長2基のターザンロープ、キッズワールド(お子様用フィールドアスレチックス)、くじゅう連山に向かって走る2本のトロッコ列車「高原の汽車ぽっぽ」を造ってきました。
場内の長い急傾斜地での、ダイナミックな草ソリも人気のアクティビティです。
阿蘇くじゅう国立公園内の久住高原にある童心回帰農場は、雄大な大自然の中にある木遊具アトラクションの遊園地としても、多くの皆さまに愉しんでいただいています。
一方で複雑な現代社会では様々な理由から、置かれている環境にうまく馴染めない子供たちがたくさんいます。
発達障害と診断される子どもは日本全国で約54万人と言われており、しかもその数は毎年増え続けています。
久住高原童心回帰農場はそういう子どもたちのリハビリファームとしても運営し、将来、経済的にも精神的にも自立し、夢と希望を持って生きていける力をつける場所にしたいと考えています。
希望を未来へ繋いでゆく夢の農場を、皆さまと一緒に創っていければ幸いです。
2023年1月吉日
農業生産法人 童心回帰農場・TAKETA株式会社