農業には、人権に対する奉仕(アグリカルチャー)と人生に対する付加価値創造(アグリビジネス)のふたつの概念がある…とずっと考えてきた。先日、その考えを述べる機会を得た。お相手はコンセプト・クリエイター 升野龍男氏。
アグリカルチャーとアグリビジネスを繋ぐのは、1掛け2掛け3掛けの6次化と話したら、「そうね…いやいや内に取り込んでしまおう!」と瞬時にして生まれ出た冒頭の言葉。
農家の減少。高齢化。担い手不足。TPP…。
いろいろあるけれど、農業の未来は内燃機関の出力を増す工夫次第で大きく強く輝いている…と、私は捉えている。